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社長ブログ

プロウィンドサーファー、中里尚雄氏の講演会に参加して

ed8500a1.JPG8月25日(土)に、弊社東京オフィスのスタッフでもある安藤が、プロウィンドサーファー、中里尚雄氏の講演会を企画したので出席してきました。
同氏は16歳で単身マウイ移住。本場のコンペティションで目覚ましい戦績を重ね、日本人で初めての世界ランキング5位に輝きました。
また大会はもちろん15mにも及ぶ世界最大の波と追われる「JAWS」に日本人として初めてサーフィン、ウインドサーフィンの両方でライディングに成功。しかし03年1月、大きな交通事故に見舞われ、再起不能と宣告を受けました。そして瀕死の重傷から、その後のリハビリ地獄を乗り越えたすえ、同年プロ選手に復帰された方です。
講演はとにかく感動しました。まずはステージ上で深々と挨拶。その直後にステージから客席におりてきて、聴衆一人一人とアイコンタクトで挨拶。同氏の話をわざわざ聞きにきてくれた人に感謝の気持ちで一杯だったようです。その後の講演は、夢を持つことの大切さを、これまで撮りためた写真をスライド上映しながらお話されました。
平原綾香の「Jupiter」という曲がありますよね。中里氏が小学校などに講演に行った際に、子供たちに歌詞のどの部分が一番心に残ったかと質問すると、子供たちの95%以上が「夢を失うよりも悲しいことは、自分を信じてあげられないこと」の部分が心に残ったと答えるそうです。そこにいる先生や大人の方々は反対に意見が分かれるそうです。
また世界最大の大波「JAWS」に挑むときは、とにかく恐怖しかないそうです。大波に飲み込まれたときは、死を覚悟しないといけないそうです。でもなぜそんな危険を冒しながらもチャレンジするのかというと、自然の大きな力を少しでも知り、感じたいからなのだそうです。
そんな自然の偉大さ、そして人間の非力さを知っている中里氏だからこそ、周囲の人に対してとても謙虚で感謝の念を持って接することができるんだなと思いました。
現在上映中の映画「Life天国で君に逢えたら」(大沢たかお/伊東美咲主演)のモデルとなったウィンドサーファーは同氏のかつての友人だそうです。
菊地凛子や窪塚洋介も同氏を応援しているようです。著書に「水人」(扶桑社)「生かされた意味」(飯塚書店)があります。
中里氏の魅力に引かれ、講演終了後は打ち上げ会にも参加させていただきました。勇気と感動ををいただいた感じです。