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結婚相談ブログ

入籍後、忘れた頃にプロポーズ

夫とは学生時代にアルバイトで出会い、21歳の時から付き合い始め、その1年後に入籍しました。

付き合って半年で同棲を始め、結婚しようかな、と軽い話をしていた時に妊娠が発覚し急いで籍を入れた感じでしたので、プロポーズらしいプロポーズはありませんでした。
その後残念ながら流産してしまい妊娠は長く続きませんでしたが、籍を入れた1年後に結婚式をあげる事になり式の準備をしていた頃、お付き合いを始めた記念日に旅行へ行きました。
地方では結構人気のホテルを予約し、ワクワクしながら向かいました。

ホテルに着いてから夕食バイキングまで少し時間があったので、大きなホテル内を探索していると、敷地内に可愛いチャペルがありました。「かわいいね〜綺麗だね〜」と会話しながら歩いて、時間になったのでバイキング会場へ。夕食中、夫はトイレに席を立って長く戻ってこない時がありましたが、特に気にもせず私は豪華なバイキングを楽しんでいました。
お腹いっぱいになって部屋へ戻ると部屋の電話がなり、「フロントから料金の事で呼ばれた」と言い夫は部屋を出て行きました。待っててと言われたので部屋の中でしばらく待っていると、夫から着信がありチャペルまで来るように言われました。
チャペル近くにお土産屋さんがあり、後で行こうと言ってたのでお財布を持ってチャペルへ向かいましたが、チャペル前に夫はおらずウロウロ探していると、チャペル内にいたスタッフの方が「こんばんは、こちらへどうぞ」と言ってきました。「どうぞって何?」と思いましたがあまり深く考えない性格の私は「あ、ありがとうございます」と言ってチャペル内へ入りました。

長く続くバージンロードの先に夫が立っていて、「なんだ、チャペルの中にいたんだ」と近づくと夫の顔は緊張したように強張っていて、その時始めて「これ特別なやつだ!」と気付きました。
バージンロードの先の、神父さんが立つ台の小さなテーブルの上には可愛い花束が置いてあり、それを手に持って夫はしっかりプロポーズしてくれました。
一緒にいると楽しい事、辛い事も2人なら大丈夫だと思える事、ずっと一緒にいて欲しいという事を普段口下手な夫が一生懸命伝えてくれて涙が出ました。
スタッフさんも影で見守ってくれて、無事終わると拍手しながら出てきてお祝いしてくれました。

後から聞くとバイキング中に席を立ったのはチャペルでプロポーズをしたい事をフロントへお願いしに走っていったこと、フロントから呼ばれたのは花を準備してもらってたからそれを受け取りに行って、その足でチャペルへ行ったことが分かりました。
派手なことは苦手な夫が私のために頑張って動いてくれていたことがとても嬉しかったです。
入籍の後のプロポーズで、順番はめちゃくちゃでしたがキチンと言葉にして伝えてくれた事に感動しました。