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結婚相談ブログ

両親に会うだけのはずがロックオン

私は26歳、妻は25歳で結婚しています。当時、私はまだ大学院生でしたが、妻(当時は彼女)は既に看護師として働いていました。ほぼ同棲生活をしていましたが、私に収入はないので、というか逆に学費がかかっていたので、生活費は全て妻。ヒモでした。週に一度は妻に妻の母から電話があり、話している内容は通常の親子の内容と、時折私が今何をしているか話しているようでした。

これが重なると、さすがに挨拶しないと申し訳ないと追い詰められ、電話口で挨拶をし、これが初めての会話でした。今度の夏休みに観光がてら挨拶に行くと、言わざるを得ませんでした。結婚は少々意識していましたが、結婚したくなかったわけではなく、結婚という現実がまだまだ自分には相応しくない未知なものと、漠然と感じていました。更にはヒモ状態なので、結婚したいとなれば、両親からは拒絶されるか、厳しい条件を突きつけられることは目に見えていたからです。


そして夏休みに、関西の妻の実家に伺うと、その日の夜に早速料亭に招かれ、四人で会食になりました。改めて私から挨拶をし、当然「こんばんわ」だけで終われるはずもなく、「結婚を前提にお付き合いさせて頂いております。」と、話しました。

少々沈黙の後、「できれば早く結婚して下さい」と、予想外のお父さんからの返答。とてもびっくりしましたが、なんとか話しを続けつつ、「まだ学生の分際で....」と話すと、「結婚することに支障はない。」と。私は、「しかし結婚式では体裁が悪い。」と切り返すと「入籍だけなら問題ない」とお父様。あえなく御用となりました。東京に帰ってきてから早速入籍をし、大学院卒業後に結婚式を挙げました。