夢を現実化させて生きる友人「にいがた総おどり」
今から7年程前に、ある友人と昼食を共にしました。
彼は夢に生きる人間で、当時多くの仲間とともに、プライベートの時間を利用して、カウントダウンイベントや、ラジオ番組の企画などを行ったりしていました。若い人たちが夢を実現するためのサポートをしたいというのが口癖でした。そし目標は、サンタクロースになること???でした。
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そして昼食を一緒に食べているとき、当時20代後半のまだまだ若い彼の口からそのとき飛び出した言葉。
「高知で凄いお祭りを見てきたので、それを新潟でやることにしました!」とのことでした。
お祭り?といわれても、聞いている私は半信半疑で聞いていたように思いましたが、彼の仕掛けたお祭りは、その後「新潟総おどり」として多くの人たちの共感を呼び、今年で第6回目を迎え、9月15日~17日の3日間、新潟市の各地で行われました。現在では数千名が踊り子として参加、数十万名が来街するような大きなお祭りとなっています。
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私はこのお祭りを見に行くときに、いつもあのとき彼から聞いた一言「お祭りをやることにしました!」を思い出します。
彼の熱意は、その後商工会議所と財界人を動かし、多くの人々に踊りの喜びと共感の渦を巻き起こしたのでた。
思いが伝わるというこは、とても凄いことだなーと思います。多くの人々そして子供たちがこのお祭りを毎年心待ちにしています。そして彼の夢はまだまだ始まったばかり。今後このお祭りを世界に向けて発信しようとしています。そんな奇跡のようなできごとを目の当たりにして、今年も深い感動を味わいました。