「全国結婚研究会議」~結婚しやすい社会をつくるために~参加しました。
(財)日本青年館が主催する「全国結婚研究会議」2/20~22 参加しました。
これは毎年定期的に行われている会議で、参加者は総勢200名程度。主に全国の行政に携わっている方々が参加するものです。
僕のような民間からの参加はほんの僅かですが、いつも刺激を受けて帰ってきます。
今回の目玉は、討論会のへの福島みずほ少子化対策・男女共同参画担当大臣の出演。
お目にかかるのは初めてでしたが、非常に自然体で、柔らかい雰囲気をお持ちの方でした。
現代社会は「結婚観」を含め、人の生き方がますます多様性を帯びた世の中となってきています。
福島みずほさんは言わずと知れた、「夫婦別姓制度」提唱者です。
また「事実婚」(入籍をしない事実上の結婚)を自ら実践してこられた方だったんですね。
現代社会が様々な価値観を持った人を受け入れ、幸福感を感じることができる柔らかい社会になっていくことを、
僕個人としては願っている次第です。
今回の会議全体の中でもうお一人印象的だったのは、三重県鳥羽市の離島でこれまで86組の成婚事例を挙げてこられた、三重農林水産コーディネーターの原康久氏の報告です。
この方は鈴鹿サーキットの第一期生ということで、あの本田宗一郎氏からかつて学んだことを、後年、三重県のマイスターとして地域活性化の仕事に取り組む中でも、かつての企業的感覚を活かして社会貢献されておられる方です。この方、佐渡の市会議員とお友達で、佐渡にも講演にこられたことがあるようです。
原氏がお話しされた、「婚活(結婚活動)」=「地活(地域活性化)」という考え方で、僕自身の今後の取り組む方向性が、より明確になったような気がします。